口内炎の原因について その3
こんにちは。治田歯科医院の医院長の治田です。
今回も前回に続いて、皆さん誰にでも経験のある、口内炎の原因について書いてみます。
前回は口内炎の原因の中の、胃腸障害、健康不良、ストレス、口の中の不衛生について書きました。
次はアレルギーや他の病気の治療が原因の口内炎です。特定の食べ物や薬、歯磨きの成分によって、アレルギーが起こり口内炎になる場合があります。また、白血病などのガンや他の疾患の治療の副作用のために口内炎ができてしまう場合もあります。
最後にその他の原因による口内炎です。タバコを大量に吸う人は、ニコチンが原因になることもあります。また、ウィルス性口内炎や、カンジダ性口内炎は、その名称の通りウィルスの感染やカビの一種であるカンジダが原因とされています。これらの他にも、貧血や鉄分不足などの血液疾患やベーチェット病、手足口病などの疾患が原因で口内炎が発症することもあります。
口内炎の原因が何であるかは、見た目では判断できないことがあります。時には、重大な病気が隠れていることもあります。口内炎が長期間続いたり、繰り返し発症する場合は、歯科医院で診察を受けましょう。