サージカル・ルーぺを使った歯科治療について その2
こんにちは。治田歯科医院の医院長の治田です。今日は前回に続いてサージカル・ルーペ(医療用拡大鏡)を使った歯科治療について書いてみます。
前回は医療において、サージカル・ルーペ(医療用拡大鏡)を使用することによって、小さな部分を鮮明に観察することができるので、より精度の高い診断や治療が可能となり、確実な治療が行えるため、最近、 医療用拡大鏡を歯科治療にも使うようになってきていることを書きました。
当院で使用しているのは2.5倍の医療用拡大鏡です。それにより歯を大きく拡大して見ることができるので、より正確な治療ができるのです。
歯の治療はとても細かい作業です。さらに口の中や歯の内部は暗く見えにくいため、肉眼での治療には限界がありますので、当院ではこの2.5倍の医療用拡大鏡にLEDライトを付けて、患者さんの口の中を照らして、さらに正確な治療ができるように心がけています。
歯科医治療に医療用拡大鏡を使うメリットは次のようなものです。
①歯を大きく拡大することで、虫歯や歯石などの取り残しなどが無くなります。
②つめものや冠などの調整・研磨の精度が上がります。
③虫歯除去などの治療が必要最小限の切削量で治療を済ませることができます。
④最小限の確実な治療は、治療時の痛みを減らすことができます。
これらのメリットによって、結果的に患者さんの大切な歯を守ることができるのです。