インプラントの治療費の差について その4
こんにちは。治田歯科医院の医院長の治田です。
今日は前回に引き続きインプラント治療の治療費の差がどうして起こるのかについて書いてみます。
前回書きましたように、インプラントの治療費は、材料費+経費+技術料の合計で決まります。前回は経費と技術料について書きました。
これも経費と技術料にかかわることですが、歯科医師がインプラントを入れた後、最後にそのインプラントの上に歯を入れなければ噛めません。そのインプラントの上部構造(インプラントの上に被せる歯)を製作する際、精度の高い高価な材料を使えばコストもかかります。また、その製作物を高度な技術を持った歯科技工士に依頼すれば、当然コストがかかります。
またその上部構造を製作するための型を取るときに、正確な型を取るための色々な器具や材料があります。それらをより正確さを追求して高価なものを使用すれば、ここでもコストがかかるのです。
その他にインプラントの費用の高低に関係することとしては、治療の保障期間があります。保障期間は、選択するインプラントのメーカーや歯科医院によって設定が異なってきますが、一般的に保証期間が長いほど価格も高くなります。
(その5に続く)