投稿日:2016年9月7日|カテゴリ:院長ブログ

インプラントの本当の欠点 その1


b治田歯科医院のインプラントの本当の欠点

こんにちは。治田歯科医院の医院長の治田です。今日はインプラントの本当の欠点について書きたいと思います。

以前にも書きましたが、日本でインプラント治療が歯科の臨床に広く普及したのはここ20年くらいです。インプラント治療が特徴的なのは、通常新しい治療方法は研究の場で開発されて臨床の場に下りてきて普及するのですが、インプラント治療は、臨床の場のニーズによって、臨床の場で発展して普及していったのです。

インプラント治療の欠点は、一般的によく上げられるのは
①手術が必要、②費用が高額、③治療期間が長いという3点です。

ただこの欠点はインプラント自体の欠点ではなく、インプラント治療に付随する処置における欠点です。学術的な視点から指摘されているインプラントの欠点は歯根膜が存在しないということです。

歯根膜とはなにかといいますと、天然の歯は顎の骨のソケットに入っているのですが、歯と骨が直接くっついているわけではありません。歯と骨の間に介在するものが歯根膜です。

             

(その2に続く)

(インプラントの本当の欠点 その2)>>>